この週末を利用して2度目の伊勢神宮に行ってきた。東京から約6時間半ほどかけて車でお伊勢さんまで。

前回は数年前に春先に訪れた。ちょうど桜の開花時期にお参りすることができたのでとても山が綺麗だった。

今回は少し早いが、きっと観光地は空いているだろうと思い、思いつきで行動したのが功を奏したのか、どこも貸切状態だった。

早朝の神聖な空気をいっぱいに詰め込んで、落ち着いた気持ちで参拝ができたのは幸運だった。

仕事柄日本各地、世界各国に飛ぶことは多いが、ほとんどが点と点の移動である。時間も限られていて、その土地のことを知ることは一瞬の出来事である。社会に出て、数少ない個人旅行の中でも伊勢は心に残る場所になった。

穏やかな時間と空気が流れていて、何よりも整った山々に囲まれて脈々と受け継がれている伝統が垣間見えるのが気に入った。決して伝統の押し売りなどではなく、当たり前の日常として、参拝する方がいて、味を守る人がいる。その中でも新しい物を見出し、取り入れることもしている。ちょうど良い時間の流れなのである。

日々流れるような動きの中に身をさらしているような中で、ゆっくりと引き継がなければいけないことを忘れずにいられることが幸せだろう。

次の世代に残してあげたい人の営みと景色である。